ベタ繁殖挑戦

熱帯魚

この記事はベタの繁殖方法をまとめたものになります。

ベタの飼育を始めると挑戦したくなるのが、繁殖ですね。

生体の選び方

まずは繁殖させる生体の選び方です。

要は成熟しているかどうかですが、

オスは泡巣を作り出したら子育ての準備ができてると言います。

メスに関しては、腹から卵管が見えている個体で、お腹がぷっくりしているとなお良いと思います。

お見合い

両親が見つかればお見合いです。

お互い違う水槽に隔離した状態で、存在を認識してもらいます。

お互いを認識してすぐは興奮状態。

これで1日ぐらい様子を見ます。

オスが泡巣を作り出すとお見合いは終了で良いです。

隔離水槽が必要です。

ペットボトルなどで代用も可能かと思いますが、

オスベタのアタックなどありますので、専用のものを用意した方が

安心かと思います。

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泡巣の作成

泡巣が壊れてしまわないように、マジックリーフ等を浮かべてあげると良いと思います。

私は手近にあった梱包用のプチプチを小さく切ったもので代用しました。

この時は両親は断食です。餌を与えないようにしましょう。

産まれた卵を食べちゃうからです。

Tポジション

いよいよ、繁殖用水槽の中にオスメスを放ちます。

もちろん隔離なしなので、最初は凄い勢いで追いかけ回します。

不安になってじっと観察(見張る)してしまいますが、あまり見ると繁殖行動に至らないらしいです。

2匹が、安心できる環境を作って少し我慢です。

ヒレはボロボロになります。

慣れてくるとメスが泡巣の下でオスを待つようになります。

少し目を離したスキにTポジションになってました。

メスにオスが巻き付く形です。

いつまでもTポジションにならない場合、期間を開けて再チャレンジし、それでもだめなら相手を変えるしかないです。

産卵

いつまでもTポジションにならない場合、期間を開けて再チャレンジし、

それでもだめなら相手を変えるしかないです。

これはベタの繁殖行動で、受精卵がぽろぽろと2匹の間から落ちていきます。

なんとも感動的なシーンでした。

1回産卵するとメスは失神したようになります。

オスによる子育て

その間オスは落ちていく受精卵をせっせと口で咥えて泡巣に運びます。

受精卵は泡巣にひっつきそのままオスにより育てられます。

たまに泡巣からポロと落ちていく卵がありますが

これもオスが追いかけてせっせと泡巣に戻します。

約3〜4日で孵化しますが、水温が高ければもう少し早まると思います。

写真は少しわかりにくいですが、泡巣を上から撮影したもので、

泡の中に卵が見えます。

よく見ると卵の中に目のようなものが見えるものもあります。

孵化

孵化すると泡巣から無数の稚魚の尻尾が短冊のように下がります。

孵化した稚魚を卵と同じように泡巣から落ちていくときがありますが、

これもオスに任せておけば泡巣に戻してくれます。

これを稚魚が自力で泳ぎ始めるまで、ずっと続けます。

だいたい1週間程でしょうか。

隔離

全ての卵が孵化し、稚魚が自力で縦泳ぎしだしたらそろそろお父さんは隔離です。

間違えて稚魚を食べてしまうことがあるとか。

お疲れ様でした!

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